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当院でおこなえる治療について

当院では、下記の治療も行っています。

妊婦検診

当院では、当院での不妊治療後の妊婦の方及び帰省分娩ご希望の方の検診を主に行っています。当院は入院設備がなく分娩は不可能な為28週から32週までをめどに検診を行っています。
しかし、万が一入院が必要な事態が生じた場合には他院への紹介になりますし、夜間休日などについては電話対応で救急病院への紹介という形になります。ですので、初産の方や経産婦の方でも不安が強い方は、分娩可能な産科施設での検診をお薦め致します。

※妊婦検診の方の超音波検査で御主人やご家族の見学は、諸般の事情によりお断りすることとなりました。妊婦検診の方については超音波画像は録画しますので御自宅でそれをご覧ください。ご協力お願い申し上げます。

妊娠初期の方で分娩先が決まっていない方は上記を参考に検診施設、分娩施設を検討して下さい。

4D超音波診断装置については、フィリップス社製のEPIQ Eliteという最新モデルの高性能超音波診断装置を導入していますので、高画質の胎児画像をご覧いただくことが可能です。

https://www.philips.co.jp/healthcare/solutions/ultrasound/obstetrics-and-gynecology-ultrasound

(医療従事者向けサイトです)

なお、妊婦検診1回につき公費の無料券とは別に、超音波検査代として5,300円かかります。(4Dのみ御希望の方も同料金です)(DVDへの録画はサービスですので、検査料金とは関係ありません。録画用のDVD代は無料です)

スマートフォンのアプリで見たい方はエンジェルメモリーカード購入(初回カード購入代:2,200円)で録画できます。

 

男女産み分け指導

酸性アルカリ性のゼリーやリン酸カルシウムの錠剤などを使用し、タイミング指導を行います。(杉山産婦人科の方法に則って行います。SS研究会に所属しています。)

  • リン酸カルシウム 1本 3,780円
  • 産み分けゼリー 1本 10,800円(4、5回分)

※新規の方の産み分け人工授精は受付けしておりません。当分の間再開の予定はありません。

漢方治療

漢方薬は若い方のニキビや生理痛などから、不妊、更年期、老人性膣炎などの広い範囲の病気に対して使っております。単独での使用も可能ですし、一般の西洋薬と一緒に使うこともよくあります。当院では、飲みやすい1日2回タイプのものを多く採用しています。

なお、漢方単独での治療をご希望の方については、煎じて飲む薬の方が有効と思われますので、玄和堂診療所などへご紹介させていただきます。

生理不順の治療

思春期の生理不順については長い目でみながら体質改善を行っていくことが大切と考えますので、漢方やサプリメント、そして時折ホルモン剤などを使用しながら治療します。一時的な低用量ピルの使用(6ヶ月くらい続けることをカウフマン療法といい、40~50%の方がその後規則的になるとされています)をおすすめする場合があります。

性行為感染症のご相談

クラミジアや淋病などが増えており、それに伴い、無症状のまま気付かずにいる方も増えています。当院ではちょっとした訴えの中からもそうした病気が隠れている可能性を見つけ積極的に検査を行うことで早期発見に努めています。また、パートナーの検査治療まで含めて行うことが可能です。最近増えている咽頭(のど)への感染検査も行います。

HIVなど血液検査でしかわからないものは自費となりますが、一通りの検査が可能です。

当院では、迅速診断キットも導入しています。早く結果をお知りになりたければ、HIV(エイズ)・梅毒・クラミジア・淋菌については、15分の待ち時間で判定可能です。

カンジダについても、顕微鏡検査が可能です。

緊急避妊薬

「コンドームがはずれてしまった」、「望まないかたちで妊娠してしまいそう」、といった場合に役に立つのが緊急避妊法です。従来からあるプラノバールという薬を72時間以内に2回飲む(ヤッペ法という方法です)と避妊率は危険日でも24時間以内で77%と言われています。しかし、この方法では吐き気やおう吐が50%くらいの方にみられるのが問題でした。

そこで当院ではより避妊率の高いレボノルゲストレルという薬が処方可能です。「吐き気がほとんどない」「1回飲むだけでいい」といった利点があり避妊率も危険日でも24時間以内なら95%、48時間までなら85%されています。
そしてさらに日本未発売の緊急避妊薬エラ®(ウリプリスタール酢酸エステル)も処方可能です。この薬の特徴は避妊失敗後72時間を過ぎて120時間まで避妊効果を発揮し高い避妊率を継続することです。

エラとノルレボ錠(国内承認品)の避妊効果を比較した海外のデータ
  エラ ノルレボ
妊娠率 0~24時間 0.9% 2.5%
妊娠率 0~72時間 1.4% 2.2%
妊娠率 0~120時間 1.3% 2.2%

危険日とそうでない日を分けたデータはないのですが、全体としての避妊率はレボノルゲストレルより高いとされています。おもな副作用は頭痛19%、吐き気や腹痛が13%、めまいふらつきが6%乳房の張りが8%などです。予定より月経が2,3日から長いと5日程度遅れることがありますので心配しないようにして下さい。また当院再診の方にはオンラインでも120時間までに到着しそうなら処方致します。避妊失敗後からの時間は問わず処方致します。なお、日本未発売の輸入薬ですので在庫がなくなった場合再入荷までに1週間程度要することがありますので、ご了承ください。

【料金】
ヤッペ法:4,400円(税、診察料込み)

レボノルゲストレル:7,700円(税、診察料込み)

エラ(ウリプリスタール):11,000円(税、診察料込み)

IUS(ミレーナ)による避妊法

避妊の失敗後120時間以内にミレーナを挿入することにより避妊効果を期待します。避妊の確率は98%程度とされています。自費診療となり44000円(税込み、受診料、超音波検査料、薬剤費込み:子宮頸管拡張を要した方は4000円加算)です。
ミレーナはそのまま5年間避妊効果が持続し、ピルを内服するのに比べて3分の1程度のコストで済むため、最もコスパの良い避妊法と言えます。タバコを吸う方でも血栓リスクがありませんので大丈夫です。
欠点としては、不正出血が多くなること、数%の方でずれてしまったり抜けてしまったりすることがあること、オリモノが増えたり匂うようになる方が数%くらいあること、などが上げられます。
過多月経や月経困難がある方には保険適応も可能ですが、避妊の方は自費となります。

低用量ピル

避妊目的で発売されているピルですが、さまざまな副効用と言われる利点がありますので、それを目的に飲む方も多いのが現状です。

まず、生理痛が軽くなります。子宮内膜症の方はおもにそれが目的で飲まれています。そして生理の量が減ります。子宮筋腫で生理が多い方でも有効なことがあります。また定期的にくるので不順な方にも喜ばれますし、生理前のイライラがなくなり調子がよくなった、など月経前緊張症候群(PMS)の人たちも手放せなくなる方が多いです。

内容 価格
アンジュ 2,600円
マーベロン 2,600円
トリキュラー 2,600円
シンフェーズ 2,600円
ファボワール 2,200円
ラベルフィーユ 2,200円

ピルで気をつけないといけないのはタバコを吸う方で、血が固まりやすくなり血栓症になりやすくなりますので、若くても脳梗塞などの恐れが出てきます。そのため、ピルを飲む場合タバコはなるべく禁煙していただきたいと思います。当院では保険による禁煙指導も行っていますので、ニコチン依存症でどうしても最初の2週間くらいがつらくてやめられないという方には、新しく発売されたニコチンが欲しくなくなるチャンピックスという薬なども処方可能です。(35歳以上でタバコを15本以上吸う方にはピルの処方は出来ません。)

血栓症のリスクを早めに見つけ、その他の異常も早期発見するためにピル使用の方には毎回血圧測定していただき、1年に一度は血液検査、超音波と触診による乳がん検診、2年に1回は子宮頸がん検診、クラミジアなどの性感染症の検査を受けていただきます。
※ホルモン補充療法と比べてホルモン量が少ないので乳がんの発生率については増えるとも増えないとも言われており明らかな答えは出ていません。

にんにく注射

スポーツ選手などが行ったことで有名になったにんにく注射ですが、にんにくのような臭いがするためこのように名づけられていますが、実はビタミンBです。ビタミンBと糖分を一緒に注射することでエネルギーとして素早く利用しやすくなる、という原理からきています。即効性はありますが、持続時間は数時間くらいと考えてください。持続時間を延ばして元気を出したいのであれば、倍量のビタミンが入っている強力注射か糖分の多い点滴に、さらにプラセンタも毎日注射されることをおすすめします。

プラセンタ注射

プラセンタとは、胎盤からの抽出液を薬にしたもので、もともとは肝機能障害の方の肝臓細胞の再生や、更年期障害の治療、母乳分泌を増やすことなどを目的に保険適応薬として利用されていたものです。最近ではそうした利用法よりも美肌効果や疲労回復効果を目的として自費で投与されています。

プラセンタ注射には、ラエンネックとメルスモンという2種類がありますが、当院ではおもに20代30代の方にはラエンネック、40代以降の方にはメルスモンという使い分けをしています。血液成分に含まれるウイルスの感染対策として十分な加熱処理がなされているため、ニュースを賑わした昔の血液製剤のような危険性はありませんが、未知のウイルスが存在している可能性はゼロではありませんので、投与前には承諾書にサインをいただくことになっています。

料金は、1A:1,050円、2A:1,570円、3A:2,200円、4A:2,520円です。

女性のための禁煙外来・禁煙指導

タバコを吸う方で流産になってしまったり不妊であったり、またピルを飲みたい、など御本人がその気になっていただくチャンスとは結構ありますのでそういうタイミングを逃さず、タバコの害をお伝えてしていきたいと思っています。

ニコチン依存症という診断がついた場合には、保険診療となり、チャンピックスという禁煙補助の飲み薬が保険で処方可能です(うつ病などがある方には投与できません)。

「子供は欲しいけどタバコはやめられない」「美容のことを気にしてプラセンタを射ちながらもタバコだけはやめられない」などでお悩みの方は、まず当院にご相談ください。

【妊婦の方の禁煙について】

平成21年4月から妊婦完全禁煙クリニックとして、喫煙する方の妊婦検診はなるべくご遠慮いただくよう、体制を変更させていただきます。ただし、いきなり喫煙を禁止してしまうと、患者さんのご負担も大きいかと思いますので、16週までは禁煙のお手伝いをしながら様子を見させていただきます。それ以降も「当院で検診を受け続けたい」とお考えいただけましたら、その想いを禁煙のための励みにしていただきたいと考えております。

»分娩を担当される紹介先の病院に対して喫煙を放置することが失礼にあたる
»入院施設をもたない当院では、入院するような事態が起こりやすい喫煙者の方に、最善の診療をご提供するのが難しい

上記のような医学的事情もございますので、患者さんのことを第一に考えた上で、妊婦完全禁煙体制を取らせていただくことにいたしました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

【当院で治療を行う場合】

大まかな治療の流れは下記の通りです。

喫煙状況やニコチン依存度、禁煙の関心度などをチェックし、呼気中一酸化炭素濃度などを検査いたします。その後、病状に合わせて治療方法をご説明いたします。

詳細に診断を行った上で禁煙開始日などを決定し、禁煙補助薬を処方いたします。

定期的(およそ2週間おき)にご来院いただき、禁断症状の確認や対処法などをカウンセリングしながら、治療を進めていきます。

※上記は一例です。定期的にお越しいただく期間・スケジュールには個人差がございます。

当院では、ニコチンパッチ、ニコチンガムなどを用いて、治療を行います。2011年1月からチャンピックスの新規処方が可能となりました。お待ち頂いていた方は御予約のうえ御来院ください。

長年喫煙されている方が、医師や薬の力なしに1人で禁煙に成功するのは大変困難です。当院の禁煙外来では、身体・精神的に万全なサポートをさせていただき、無理なく禁煙できるように導きます。患者様のライフスタイルに合わせた治療方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

サプリメント

サプリメントについては医学的(科学的)な検証がなされているものも多数あり、漢方薬と同じように有効なものは利用したいと考えています。

院内に在庫の無いもの

  プレグナ、PQQ、ラクトフェリン:HPバナーから購入、サルベストロール(抗悪性腫瘍作用)使用方法を説明しIDを発行します、等

 

院内に在庫ありまたは取り寄せるもの

  葉酸(マルチビタミン)、ビタミンD、ビタミンC、ヘム鉄、ヘリオケアウルトラD(飲む日焼け止め)プラセンタ(ヒト由来)、ココラクト(膣内子宮内環境を整える乳酸菌)、アスタリール(アスタキサンチン:強い抗酸化作用:精子の状態を改善)、DHEA、メラトニン(海外から輸入)、等

その他 Ovu270、等

          

各種ワクチン接種

東大和市のMR混合(麻疹風疹)ワクチンの女子児童への接種などを委託事業で行っていますが、それ以外でも任意(希望)の風疹ワクチン接種や冬季は妊婦の方へのインフルエンザワクチン接種なども行います。

HPVワクチン(子宮頚がん予防ワクチン)のガーダシルやサーバリックスも注射可能です。これは、子宮頚がんの原因となるヒトパピローマウイルスのうち、16型と18型というタイプに対するワクチンで、この型が原因の子宮頚がんが6~70%くらいと言われています。(他の40%くらいは、31、33、52、58型などによるもので、それらへの予防効果は、あまり期待できません。)ガーダシルは尖圭コンジローマの予防効果もあります。

オーストラリアなどでは、小学生の女子全員に接種させていて、初体験前の接種がすすめられていますが、HPV検査をして陰性ならば、性交経験のある方でも有効です。

また、異形成の方の経過観察もコルポスコープを用いて可能です。

  • HPV検査…自費 22,000円
  • 子宮がん検診…自費 4,830円(税込)
  • サーバリックス…1回 16,500円(税込)
  • ガーダシル…1回 16,500円(税込)

ご希望の方は、予防接種希望日の1週間前くらいに受付へのお電話で(042-566-8827)ご予約ください。

低出力レーザー治療

弱い出力のレーザーを当てると組織(細胞)が活性化されます。そのことを利用して、当院では低出力レーザーを使いツボ刺激のように副交感神経の集まっている星状神経節(首の付け根にあります)を刺激したり、不妊や冷えに効くツボを刺激したりします。

最新の半導体(低出力)レーザー、モチダメディレーザーソフトパルス10を導入致しました。今までのレーザーの10倍の出力ですので、以前に試したがあまり効果がなかった、という方にも有効な可能性がありますので、是非一度お試しください。レーザー治療の予約は受け付けにて直接か電話にて賜っております。

【関連リンク】

・《All Aboutの特集》 難治性不妊のレーザー治療(2)

遠赤外線治療器サンビーマー

冷え症からくる不妊の方に有効な、遠赤外線治療器サンビーマーを導入しました。30分ごとの枠で予約制となっています。ご希望の方は受付にてご予約ください。

料金は自費で1回700円です。

ヒトパピローマウイルスの予防ワクチン注射

ヒトパピローマウイルスの予防ワクチン「ガーダシル」「サーバリックス」(子宮頸がんワクチン)は、1回16,500円で3回の注射が必要です.

それ以外に子宮がん検診とHPVウイルス検査もおすすめします。ご希望の方はお電話でご予約ください。

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