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麻酔下卵管造影検査ご希望の方へ

麻酔下卵管造影とは?

麻酔無しでの検査は痛みで不可能という方だけに行う、全身麻酔(マスク換気による全身麻酔)で眠って頂いている間に造影剤注入用のカテーテルの挿入および検査を行う方法です。痛いのは最初に入れる点滴の痛みと麻酔薬が血管を刺激する痛み程度です。通常の卵管造影が可能な方にはこのページは関係ありません。(当院では通常の卵管造影でも検査前に子宮の筋肉の痙攣を予防するブスコパンという鎮痛剤をお渡しして検査がスムーズに行えるようにしています。)

ご連絡方法

オンライン診療は原則自費診療となります。
麻酔下卵管造影検査ついての相談は、自費診療になりますので、オンライン診療で初診の方でも可能です。保険診療の方の初診はオンラインではできませんが、自費の相談に関しては可能なので、安心してお申込みください。

遠隔診療にてお申し込みください。
オンライン診療は基本的に水曜午前で行います。登録に際しては家族カードもご利用になれます。

カードを持っていない方でどうしてもオンライン診療に登録できない方については、メール相談で受け付けます。ただしメールにかかる時間と労力を考慮して、オンラインでは1,540円のところメールによる麻酔下卵管造影のお申込みの方は、来院時に検査料と別途、初診料として2880円および書類郵送料として370円をいただきます。

遠隔診療について

オンライン診察アプリ「 curon(クロン)」をダウンロードしてください。

オンライン(遠隔)診療についての詳細はこちらをご覧ください。

検査日について

水曜日、日曜日、祭日は除きます。月経の終わりかけから月経開始から10日目くらいまでが目安です。

検査時間

時間については、11時までに来院して頂き、帰宅可能時間は13時30分から14時頃となります。ご主人が一緒にご来院の場合院内でお待ち頂くスペースがありません。一旦外出いただき、13時30分頃お迎えに来て頂くようお願いします。

検査後

帰途の自動車の運転は許可しませんのでご了承ください。

その他予約に関する注意事項

受付への電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。オンライン診療枠の縮小に伴いメール相談のみで麻酔下卵管造影の予約を受け付けますので、オンライン診療の予約が取りづらい場合はメール相談からお申し込み下さい。その際、身長、体重、持病の有無、内服薬の有無、アレルギーの有無、住所、電話番号、現在までの検査歴、感染症検査実施の有無(HIV、梅毒、クラミジア、B型肝炎、C型肝炎)、最終月経開始日(あるいは次回月経開始予定日)、希望日(第3候補まで)について記載いただくようお願いします。

予約システムで当方への連絡なく予約だけ先に入れるなどの、当方の都合を考慮しない行為はおやめ下さい。

ご来院の前に

受診前に近くの産婦人科や内科などで感染症の血液検査を受けて結果を当日お持ち下さい。
項目は、エイズ、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、クラミジア検査(血液の抗体でも、オリモノからの抗原でもどちらでも可)です。

費用について

費用は全額自費となり、麻酔4万円+卵管造影検査2万円の計6万円に消費税がかかり66,000円となります。現金以外にカード決済、ラインペイでの支払いも可能です。メールで申し込まれた方の場合は初診料2880円と郵送料370円を頂きます。
オンライン診療については利用料と同意書郵送料の合計で1,540円はかかります。オンライン診療の登録はご自身のカードが無い方でもご家族カードで登録可能です。

当院での麻酔下卵管造影検査の成績

84名中34名が当日1回の受診で施行(40.4%)

受診者住所は、群馬、茨城、千葉、埼玉、栃木、神奈川、静岡など。遠方の方は、石川県、福岡県2名、北海道。
片方閉塞11名両方閉塞4名(片方以上の閉塞17.8%)そのうち4名が後日FTカテーテル行い開通(開通しなかった例はゼロ)。
異常のなかった69名のうち強度の圧力をかけて通したのが9名(13%)。

他院で閉塞と言われていて閉塞が確認できたら同日にFTカテーテルを行う予定だった方3名はいずれも両側通過しFTカテーテルは不要でした。
これらの方は子宮卵管のけいれんによる見かけ上の閉塞だったと思われます。

脈管像(血管内流入)がみられた例3名(3.57%)これは麻酔による血管の拡張によるものです。3名のうち1名は早期に中止したため卵管の通過性が不明のまま(1.1%)となり、後日の超音波卵管造影を薦めました。
麻酔なしの通常の卵管造影で脈管像(血管内流入)がみられたのは1%程度で、不明のまま中止したのは0.1%の確率でした。

このように麻酔を行なうことで緊張が取れて見かけ上の閉塞は開通し、通常より強い圧力をかけられるという利点もありますが、一方で血管の拡張による血管内流入の確率は3倍以上になるというデメリットも見られました。せっかく麻酔をかけて検査したのに結果が判明しないということもありうることを御承知おきください。

くわしいことは、遠隔診療においてお尋ねください。

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